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ミネソタのたまご売り

日付はあれど日記にあらず 海馬のおもむくまま つれづれなる生存証明(自己顕示欲のはけ口ともいう)

※10日以上連続して沈黙が続いた場合は私の身に何かあったということで後のこと宜しく.


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No.1780 “Take a book and roll out into the city.” 09/15/2025
 
土曜は朝から晩まで在宅休日勤務だったので、連休の中日は最近心がけている「いつもとちがうことをしようキャンペーン」に準じて街歩きをしてみた.別に休日だからと遠出をする必要などなく近隣で.なおかつ初めての場所に.

自転車で行くか暫し逡巡して、結局暑さに負けてバスに乗り、先ずはJRの武蔵小金井駅へ.そこから一駅乗って東小金井で下車.北口から出て線路脇を新宿方面へ.高架下がテナントとして利用されているので、覗きながら歩くこと数分.目的地のギャラリーへ.

そこでは同郷のイラストレータさんのミニ個展が開催されており、どうしても現物を観たい1枚があった.それを目に焼き付けたら(ほしかったけれど手が届く価格ではなく、既に売約済でもあった)次の目的地であるJR武蔵境駅へ.隣の駅なので、ここまで同様に高架下の店舗を覗きながら歩く.

武蔵境といえば、たしかイトコが大学時代に通っていた地域がこの辺りだったような記憶が.駅の周辺は良くも悪くも「都心から外れたJR風情」で、なんとなく既視感を感じつつグルッと南口に回り込んで、目的の西武多摩川線駅に到着&乗車.

先日読んだ村薫の長編小説と舞台がモロ被りであり、また地元を通過していながら一度も乗ったことがなかったということもあり、こういう機会を活かさないわけにはいかないだろうということで記念乗車…するもあっという間に終点の是政駅に.

駅正面の洋食屋さんが生憎お休みだったので、隣の街中華(ちゃんとした酢豚が食べられる)で遅い昼食.そこから自宅までひたすら歩く.

独身寮にいた頃は夜のジョギングコースだった競馬場界隈を抜け、永らく閉店していた喫茶店で珈琲を啜り、KO府中駅でバスに乗りたい衝動をかなぐり捨て、途中の珈琲豆店でいつもの豆を補充し、トータル1万2千歩ほど歩いて帰宅.だいだい通常勤務時の歩数と同じくらいなので、月曜の休日分を代わりに消化したと思えば、特に特別なことでもなく.

満足したか?といえば、十分満足だった.是政駅から自宅まで妥協せずに歩ききったことも、細やかながら確実に達成感を得た.期末の最後の2週間の地獄を乗り切るだけ充電できたか?というのは訊いてはいけない質問なので置いといて、「非日常さを演出して満喫する」というミッションはコンプリート.



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前回からの文化活動
“マイクロスパイ・アンサンブル”
 伊坂幸太郎 著
“Motor Fan illustrated Vol.223
 変速機はなくならない”

 モーターファン 別冊

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいてはアフェリエイトがありますが、「私の懐には」一銭も入ってきません.

伊坂作品ではよくある語り部交互反復でラスト集約型の体裁.
何となくまとまりがないな…という気がするものの、「伊坂作品である」というバイアスが勝ってさほど気にならない.かといって絶賛するほどの傑作とも思えず、それでも読了後モヤモヤするほどではない…くらいの、食べ物だったら「ふつうにおいしい」と評されるような作品.
ゴリゴリのファンタジーなので、リアル系伊坂作品信奉者には受け入れ難いかも.

4月に買った雑誌にようやく手を付けた.相変わらず難しすぎて(じっくり腰を据えて読めばいいのだけれど)、“高い絵本”になりかけている.ちなみに翌々月号もまだ未読.

今回のウィキ:エアセクション
※出典不足アラート付き項目
既出のような気もする.
鉄道…特に架線からパンタグラフで受電する「電車」の世界に於いて、「ココで止まったらあかんよ」と物理的に制約を受けている場所がある.
いつだったか京浜東北線だか東海道線だかで、これ絡みの事故があったような.
  ウィキペディアリンク:エアセクション

今回のながら:“日曜日よりの使者” / ザ・ハイロウズ
このグループのアレンジ好き.ちっとも涼しくないので、半ば自棄気味の勢いで.
ようつべは公式PVだけどライブ映像にアルバムの音源重ねてるっぽいので口がズレてる.

今回の絵:初めて乗る駅と路線
西武多摩川線武蔵境駅.


No.1779 “the weather forecaster say on TV that midsummer's peak has passed” 09/07/2025
 
台風の「た」の字も知らぬまま、清水の舞台から飛び降りる覚悟で取得した金曜の有休を迎える.今年は実家のシャインマスカットも市場へは出さないとのことで、ならば草刈りだけでも金曜に済ませれば土日が自由になるという算段で、のんびり9時過ぎに出発.

向かってくる台風に正面から突っ込む形となった往路の中央道、50キロ規制から通行止めに変わらないかとヒヤヒヤだったが、むしろ視界の確保が厳しかった笹子の豪雨のほうが肝を冷やした.

レインコートを羽織っての草刈りはつつがなく完了.エノコログサが目立ってくると、流石に夏も終わるのだなと思う.2週間分の伸び具合もピークを過ぎたように見える.今年はシーズンオフになったら草刈り機の刃を研ぐ必要がある.なまくらな刃による刈り跡を見て、ヤレヤレと思う.

シャインはざっくり見てもまだ50〜70房くらい残っている.本来なら晴れと解っている土曜に私が手を貸してナントカするべきだと思っていたが、今回は父がどういう措置を講じるのか敢えて傍観することにした.
ダラダラ放置して腐らせることになるとしたら、恐らく「来年は1本木を切って半分にする」という計画も手を付けず、冬の剪定もせずに「自然消滅」という形でなし崩し的に栽培そのものが終了するのではないかと踏んでいる.冒頭に書いた「今年は市場に出さない」という方針も、諸々の作業が面倒になって(もちろん体力的な側面をあるものの)突発的に思いついて決めたのではないか…父の「ひととなり」を鑑みるとそんな考えも頭に浮かぶ.


身だしなみや飲食時の所作、論理的な思考力の低下、コミュニケーションの内容等から判断すると、父の「劣化」はジリジリと進行している.
認めたくないのは山々だが齢を鑑みればそれは当然で仕方のないことなので、早いうちから「ターニングポイント」の見極めと、それが訪れたときの施策を考えておく必要がある…というのは常々思ってはいるものの…「悩んでいない振りをしているつもり」に逃げて、実際にはまだそれらを考える余裕がないのが現状.

早期退職の募集時に手を挙げておくべきだったか?という思いは、今でもたまにチラつく.



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前回からの文化活動

“ラストマイル”
 AmazonPrime オンデマンド視聴

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいてはアフェリエイトがありますが、「私の懐には」一銭も入ってきません.

AmazonPrimeのお試し期限が切れる寸前に駆け込み視聴.
TBS版“踊る大捜査線”という香りが終始漂うのだけれど、そこは“踊る大捜査線”なのでエンタメ作品としての見心地は◎.MIU404とアンナチュラルの世界線を持ってくる必要は無かったのでは?とも思ったり.話のテーマが良いだけに、どちらもカメオ出演くらいの扱いで良かったのでは?という野暮ったさが生じて勿体ない.

今回のウィキ:フィリックスガム
※出典不足アラート付き項目
中央の凹部が大きくなったと先日TwitterXで知る.昔はV字谷程度だったのに.
  ウィキペディアリンク:フィリックスガム

今回のながら:“Let It Go” / New Found Glory
このグループのアレンジ好き.ちっとも涼しくないので、半ば自棄気味の勢いで.
ようつべは公式PVのこちらから.

今回の絵:2代目スキットル
リステリン携行用.初代は口元から染み出てくるようになったので、近い容量の製品を調達.

No.1778 “The hottest, brightest summer in the world ─don't stop this excitement now.” 08/31/2025
 
公ではひたすらに忙しくも、稼働日が少なかったため1日の平均歩数は1万歩に留まり、私事ではいつも通り隔週で草取り帰省をし、地元では39年ぶりに同窓生と顔を合わせたが、盆休みには特に帰省や遠出はせず高速道路の渋滞を眺め、故に八ヶ岳界隈にも足を運ばず、ひたすら物理的な休養に充当したにもかかわらず、嗅覚異常を発して珈琲の香りが雲古と同じになり、腹いせというわけでは無いが2曲の楽曲をDL購入し、5冊の本を読了し、23年間で始めてここの更新を失念した8月が終わる.

タイトルはプリプリの代表ナンバ(世代)…だがいくらチャッピーが頑張って翻訳しても、1行には収まらない.日本語ってすごいな.



Rev.0


前回からの文化活動
“ゼロ打ち”
 相場英雄 著

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいてはアフェリエイトがありますが、「私の懐には」一銭も入ってきません.

すっかり社会派ミステリー作家の位置付けとなった相場英雄の最新作(文庫).選挙事務所の候補者秘書と大手新聞社の記者による選挙ネタミステリ.相変わらず盤石の面白さだが、テーマ敵にもあと2ヶ月くらい早く手を付けていれば、参院選と重なって良いタイミングだったのだが.
ちなみに“ゼロ打ち”とは、マスコミ各社が競って開票開始の午後8時丁度に「当確」を公表する意味の業界用語.

今回のウィキ:冷やし中華
※出典不足アラート付き項目
子供の頃はこれのどこが美味しいのか全くわからず、好んで食べている母が理解できなかった.
ただし干瓢巻よりは遙かに早い時期に「好物」となった.
ゴマだれ系・酢醤油系、どちらかというと後者好み.
  ウィキペディアリンク:冷やし中華

今回のながら:“小さな恋の唄” / BENI
MONGOL800のオリジナルを英語カヴァーしたもの.“One more time, One more chance”のカヴァーもそうだが、単語の選び方が絶妙.
ようつべは英語歌詞テロップがあるこちらから.
モンパチによるオリジナル音源との比較ならこちらと.サビの部分で「なるほど」と膝を打つこと間違いなし.

今回の絵:contrail
同じ航路だが、先行する飛行機と全く同じ場所をトレースすると気流が乱れているので飛びにくい…と、この本で知った.
後を追う機影が見えるか?(黒点が1つ、画質95%のJPEG化ではなんとか潰れずに残った)


No.1777 “Damn, knew I was forgettin' somethin'....” 08/28/2025
 
慌ただしい日曜に書かずとも、月曜だってまだ10日以内じゃん!…と甘んじていたら23年続けてきた更新に穴を開けた.

なんか大事な事を忘れてるような週明け3日間の夜だったけれど、いよいよオンタイムがオフタイムに影響を与え始めてきた、とも分析できる.汗を流さず1日過ごせる民に悪態をつきたくなる程度には疲れている.



嗅覚異常は好転どころかf'(x)<0の様相で、甚だ腹立たしい.
前回の補足をすると、「ドブの匂い」というよりは「乾燥ワカメを戻す前の香り(特に中国産)」と放棄するのが適切だと気付く.

コンビニに入店した瞬間とか、信自転車止めた直後とか、中和滴定で朱に染まるような勢いで「乾燥ワカメ臭(「香」りではなく「臭」に近い)が鼻につく.

点鼻薬処置の前に鼻うがいも試しているけれど、むしろ逆効果なのではという気がする.

次回の火曜日の診察でどういう判定が出るか.
期末に休めるなんてのは景気の良い企業だけだ.




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前回からの文化活動 :なし(相場英雄/ゼロ打ち…読了70%)

今回のウィキ:鼻洗浄
ホントかよ…って気もするが.
  ウィキペディアリンク:鼻洗浄

今回のながら:“浪漫飛行” / 米米CLUB
JALのCMがーという巷の一般的なコメントはおいといて、それ以前にリリースされていたアルバムで耳にしてからイチオシだもの…と中学生のようにマウントを取らずにはいられない、そういう魔力を持った名曲.
Youtubeは最近こんなのが出ているらしいのだけれど、ティーンズで晴天の霹靂員打たれた身としては、オリジナル音源のこちら(ただし映像は後付けっぽい)のほうが編曲も含めて◎.懐かしさというバイアスは多分に作用しているけど、そういうものでしょう.

今回の絵:鼻毛犬
久々に登場だぞ.これまでの人生においてプロダクツとして最高のデザインであると思っている一品.画像が古くて探すの似苦労した.

No.1776 “A brew that reeks of sewage, yet delivers the pure taste of coffee.” 08/17/2025
 
その後、二回目の「槽洗浄」を行った洗濯機で通常の洗濯を行い、洗濯機から取り出した直後の衣類も全く「洗濯後の香り」がせず、むしろ何となく洗濯機の排水臭を感じている嗅覚異常.依然改善しないのでなにがどう感じるのか、医者にかかる前にその傾向をつかむべくサンプリングを行うことにした.

 
【ドブ臭(洗濯機の排水臭)を感じるケース】
・珈琲豆
・挽いた珈琲
・コンビニのカップ珈琲
・味噌汁
・洗いたての洗濯もの
・街の空気(=鼻腔の匂い?)

【無臭 or 極めて淡い本来の芳香を感じるケース】
・歯磨き粉
・フレグランス
・ドリップ後暫くした珈琲
・カレーライス
・わさび
・各種洗剤類(柔軟剤含む)
・開封前の固形石鹸
・乾いた洗濯物

たとえるなら、色の三原色のどれか1つが灰色とバトンタッチしたような感じ…とでもいうか.
我慢できないほどではないにせよ、ストレスは溜まり、不快であることに変わりない.

なお、飲食物の「味」は9割ほど正しく感じ取れる.そもそも「味」は舌の味蕾だけで感じるものではなく、嗅覚からの情報と混ざっての「味覚」なので、当然「香り」の部分がバカになっていれば、これまで感じていた「味」とは若干異なる.それゆえの「9割」だ.

原因は昨年春のコロナ罹患ではなく、ほぼ副鼻腔炎で間違いないと思う.進行しているという旨は春の頭部MRI検査で指摘されているので.また洟を啜った際の感覚も以前と異なる(妙に通りがいい)し、口腔の上の方(イメージ上)が何かぽっかり欠落したような(洞窟が崩落して新たな空洞ができたような)感覚がある.

味蕾の機能に影響がないのは幸いなのだが、この件、寛解まで長丁場になりそうな気がする.

※前回(No.1775)はタイトル付け忘れ


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前回からの文化活動

“そぞろ各地探訪”
 panpanya 作
“Motor Fan illustrated vol.221
  熱 マネージメントの大転換”

 月刊 Motor Fan 別冊

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過去の個人出版分をまとめたpanpanya単行本、値段も凄かったがが装丁も凄かった.途中でページの大きさが異なる差し込みが数ヶ所あり、配布本をダウンサイズして強制的に綴じ込んだ…という体裁.そりゃ高いよと思う.内容は素晴らしいのだけれど、いかんせん文字が縮小されて小さすぎ且つ明朝フォントと紙の色の組み合わせで視認性が更に悪く、あと20年早く手に取れていたらと思う.

久々に購入し上に永らく積ん読されていた自動車雑誌、しっかり読んだら3時間も過ぎてしまった.
エンジンオンリーだった時代から、HEV・EV・PHEVと電化の分岐が増えた昨今、オーバーヒートしないよう「とにかく冷やせばいい」だけの時代は遙か昔に終わり、使える熱は余すところなく使い、冷やすべき時には十分に冷やす…という相反する状況にそつなく応じる必要がある現状.価格分の造詣は得られたかなという気がする.

今回のウィキ:ゲシュタルト崩壊
解っているようで解っていないもの.実際「こういうことか」と体感したことがないので、隣にいる人とは違う解釈である可能性が高いのでは?と勘ぐっている.また誤釈のほうがメジャーになっている気もする.
  ウィキペディアリンク:ゲシュタルト崩壊

今回のながら:なし

今回の絵:花買いましてん Vol.461“向日葵”
全部ピンボケ.直径10cm程度で花弁の先端が丸みを帯びた園芸品種.いわゆる夏の風物詩的なでかいのは好みではない.

No.1775 08/11/2025
   
久々に実家で掃除機をかけ、もはや使っていないであろうパソコンのアップデートをし、「タオル」と名の付くもので目についたものを片っ端から洗濯機に突っ込んで回し、頼まれていた葡萄の手入れ&箱詰め作業台を組立て、洗濯機の中身を干したら、いつもより2時間半遅れで草刈り開始となった.

野菜を耕作する部分も南瓜とトウモロコシが終わってから荒れ放題なので、そこも草刈りの範囲となり、図らずも太陽が南中する時間になっても草刈り機を押していた(厳密には自走するのだけど).

父用の野菜ジュースをドラッグストアに買いに行って、昼食先を探しながら帰京するも、軒並みオーダーストップの時間となって結局SAでランチ.

それでも3連休だと炎天下で草刈り機を動かすのも気分が軽い.とても軽い.ここはちょっと丁寧にやろう!なんてことも思う.





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前回からの文化活動

“汝、星のごとく”
 凪良ゆう 著

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいてはアフェリエイトがありますが、「私の懐には」一銭も入ってきません.

「流浪の月」にガツンと殴られていたので、まぁ外れはないだろうと踏み手に取った凪良作品.
決して似ているというわけではなく、なぜかふと東野圭吾の「白夜行」を思いだした.「切なすぎる運命」を売り文句にしているけれど、寛恕・包容・救済の物語だと感じた.
映像化されやすいと思うが、安っぽい映画にしてほしくない…え、26年封切り?横浜流星と広瀬すず?…広瀬すずは的役だと思うけれど、なんでもそつなくこなしてしまいそうだからなぁ…


今回のウィキ:Yogibo
俗に言う「人をダメにするクッション」のことを、米帝では「ヨギボー」というらしい.登録商標かどうかは知らない.
  ウィキペディアリンク:Yogibo

今回のながら:“気になるあの娘” / 相対性理論
今日マチ子作品には「リロン」として時々登場.
暑い夏にぶち切れそうになったらこれ.やくしまるえつこはソロ活なのか?
Youtubeはこちら

今回の絵:絶対降らない積乱雲
なぜかこの界隈は夕立がない.


No.1774 “Coffee tastes better when someone else makes it for you.” 08/03/2025
 
塩味にバイアスがかかるのと、コーヒーの香りがおかしい件、もしかすると知らない間に軽く2度目のコロナか何かに罹患していたのかもしれない.あるいは進行している副鼻腔炎が嗅覚と味覚に影響を及ぼしているか…

多分後者っぽい気がする.

コーヒーミルが汚れているだけかもだが、それだと塩味バイアスの説明がつかない.



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前回からの文化活動

“いけないII”
 道尾秀介 著
“ニュートーキョーカモフラージュアワー 第11巻”
 松本千秋 作
“つくもごみ”
 panpanya 作

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連作各話の最後に1ページ写真映像があり、これが本編の内容を補填する仕組みになっているサスペンス…の第2作目.同じ地域を舞台に4つのエピソードが展開されるが、各々に関連はない.
個人的には写真ページの位置付けが今ひとつしっくりこないので、公式ネタバレページ(表紙にリンクのQRコードがある)に飛んで答え合わせをした.
道尾作品はコメディイシリーズの方が好みかも.

バブル時代のトレンディドラマを令和に持ってきて時代相応のシニカルさで味付けしましたっぽい、女性誌展オムニバス第11巻.シンプルな線とは裏腹に、キャラの語りが深い.
そして未だにAppleでは7巻が欠番…これはナントカしてほしい.

世界観が琴線に触れたpanpnaya作品集は、未読の数話を目当てに購入.紙媒体で手元に置く極めて少ないコミックスの1つ.

今回のウィキ:枝豆
父曰く「大豆の塩ゆで」…「枝豆」という言葉が引き出せないのが悲しかったが諦めた.
この項目の筆者は非常に丁寧.かなり多くの有識者の手で推敲されたのかもだが.
  ウィキペディアリンク:枝豆

今回のながら:“とまどうほどに照らしてくれ” / サンボマスター
懐かしのバービー・ボーイズの楽曲みたいく、キャッチーなサビが耳から離れない.
大人の直球ストレートもよい.ビジュアル系バンドが歌っても、こうはならないと思う.
ちなみにNo.1773のタイトルは“世界はそれを愛ってよぶんだぜ”をブルックリン風に英訳(させた).
Youtubeはこちら

今回の絵:花買いましてん Vol.460“毎回撮影時期を逃すアレ”
まだ大丈夫だろう…と思っていると、一気に花がポロポロ落ちてくるいつものアレ.
ホトケノザみたいに複雑な花の形.

No.1773 “Yo, that right there? The world calls it love, man!” 07/27/2025
 
どうしても月イチの在宅休日出勤と重なってしまうので、やむを得ず2週連続で草刈り帰省.この時期2週間ほったらかすと、夏草は手に負えなくなる.
酷暑のため本当に草刈りしかせず昼前には帰京.慢性繁忙のウィークデー分と車中泊分の睡眠時間不足を若干補填する翌日曜日.



シャワーを浴びるために脱いだ下着をその手で風呂場に持っていこうとしない父と、その父を理解できない私.



戦友とも言える古い友人がバースデーを迎えたので、例年通りメッセージアプリで一報入れる.喪中なので定型句は使わない.趣向を変えて絵葉書でもと思ったけれど、コメントが余りにも厨二病すぎであることに気付き、既に切手を貼っていたけれど投函はやめた.その代わりに絵柄だけスキャンして画像添付.

SNSへのコメントや社内メールでも同じ傾向があるのだけれど、最近直前で「やっぱりやめよう」と一歩引いて読み直して判断して止める…というケースが随分と増えた.



なんちゃら音楽フェスが逢ったようで、あらためてサンボマスターのボーカルの魅力に惹かれる.
今回のタイトル、西海岸風ではなくブルックリン風でリクエスト.



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前回からの文化活動

“スーパーの裏でヤニ吸うふたり 第7巻”
 地主 作
“宇宙兄弟 第46巻”
 小山宙哉 作

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいて「私の懐に小銭が入る個人的な」アフィリエイトは行っておりません.

佳境に入ったのか、あるいはインコースのギリギリを攻めてもう少し引っぱるのか、の分岐点のように思えたヤニ漫画の7巻目.アニメ化されるとのことで、ならば次巻辺りでフィナーレを迎えてほしいなとも思う.
作者の哲学が少々難解というか、科白だけで理解しようとすると誤解しそうなのは、自分が阿房だからかもしれない.アニメ化に際してここを平易に咀嚼しすぎると、ティーンズ向けの凡庸なラブコメになってしまう.ちょっと捻りのある哲学的部分、慎重に扱ってほしいと思う.

ハラハラドキドキの前巻からどうなったかが判明する第45巻.久々にコミックで手に汗を握る.
次巻で完結なので、じっくり後日譚を堪能したい.そして1クール程度の雑なアニメ化話が湧いてこないことを切に願う.

今回のウィキ:アルジャーノンに花束を
丁度今頃SNS界隈を賑わせていたネタから.
ハードカバー版を買って読んだのは高校時代だったと記憶しているが、実はそれよりも随分前に刊行されていたようで.野崎訳版の“ライ麦畑…”同様、本作も名訳だと思う.
  ウィキペディアリンク:アルジャーノンに花束を

今回のながら:“アンマー” / かりゆし58
時々MONGOL800の楽曲と勘違いしていた.どちらも沖縄出身のメンバーによるユニットだが.
モンパチ同様琉球調の雰囲気を含めているところは、強いポリシーのようなものを感じる
Youtubeはこちら

今回の絵:花買いましてん Vol.459“ベニバナ”
何処が油になるのか調べていないが、花弁は水に浸すだけで綺麗な色(紅色ではなく黄色)が抽出できる.ジブリバカではないが、ついレッド・ミドラーの“The Rose”が連想される.
よく見ると小さい花の集合体であることが解る.

No.1772 “See how the world goes round” 07/21/2025
 
期日前投票で参政権は公使済.
NETの情報が大きく(正しく?)票に作用するまでには、たぶんあと30年くらいは必要だと思う.



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前回からの文化活動

“我らが少女A 上巻”
“我らが少女A 下巻”
 村 薫 著

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合田雄一郎シリーズ最新というコピーを観たら、読まないわけにはいかない(はしごだか)村作品の上下巻.作風はちょっと変わっていて、敢えて言うなら“第三者語り部群像劇”となるか?…宮部みゆきの“理由”もインタビュー形式で斬新だったけれど、雰囲気はそれに似ている.
それより何より物語の現場がココからチャリで10分程度の多磨霊園界隈なので、嫌が応にも没入感は高まる.そう、高まるのだけれど…
レビューを眺めても賛否両論(どちらかというと村ファンが多いので「こういうのも有り」的な強引納得系が目につく)あるのだけれど、途中で予想した(懸念した)通りの結末だった.でも「こういうのも有だな」とスルッと納得できてしまうのは、やっぱり自分も村作品ファンなのだろう.予想通りにならないかもしれない…という読み手に対する揺さぶりの賭け具合は見事.
「マークスの山」で初見となった合田裕一郎氏は、まもなく還暦を迎える御年に.

今回のウィキ:MAGA
折しも参院選で湧いた週末、SNSでしばしば見かけた“MAGA”という略語.「解らなければすぐに調べる」…これは現代社会での鉄則.
  ウィキペディアリンク:MAGA

今回のながら:“以心電心(You've Got to Help Yourself )” / Yellow Magic Orchestra
当初某国営放送からダメ出しくらったという名曲.
Youtubeはこちら

今回の絵:都営荒川線三ノ輪橋駅
最近では“さくらトラム”という名称になったようで.

No.1771 “CHIN CHIN TRAM” 07/13/2025
 
傍らにはようやく日付別に綴じたレシートが半月分あって、ワークシートへの入力はおろか、まだ6月の精算(口座引き落とし分の内訳調査含む)すら手付かずになっている.結構気合い入れて決めた「今日やろう」をかれこれ4回くらい先延ばししている.「明日は月曜だから」という理由で、多分今夜もやらない.



月に1度の自分だけの土日はどこか遠くに行きたかったのだけど、いつものことながら金曜の晩まで忙しくて思いつきでどうにかすることに.そしてその思いつきがまた、当日朝に二転三転する.

結局幾つかの候補から、久しく無沙汰だった都営荒川線をおさらいしようということで早稲田へ.

高田馬場からそこそこ歩いてターミナルの早稲田に辿り着き、1両編成の自称「トラム」に乗車.当然最前席だが荘園向きの椅子は優先席なので、ベンチシートで首を曲げることに(これが後々頭痛の原因になる).
路線バスの如く短い駅間やら直下カーブやらそこそこ急なアップダウンは、やはり「トラムならでは」だ.もっとも楽しみにしていた王子駅前の路面区間はなんとか動画に収めたのだけれど、画角の都合で線路が写らないというお粗末な結果に.

荒川線詣でのもう一つの楽しみである三ノ輪橋のアーケード散策は、時間帯が中途半端だったからかもしれないが、名物の揚げ物惣菜店と業務スーパーと八百屋くらいしか人だかりがなかった.裏を返せば、あの惣菜店は開店から閉店まで、一日中あんな調子なのかと驚く.

三ノ輪橋から三ノ輪まで歩いて営団で秋葉原まで下り、岩本町から都営にのって新宿→京王で府中と、寄り道もせずに帰宅.帰宅後、荒川線の車中で進行方向に曲げっぱなしだった首のせいで、寝違えたような頭痛が始まる.



週明けの仕事に対する拒絶反応で、なんだか土曜の夜のような雰囲気.畜生そうくるか…(軽口にできるうちはまだ大丈夫)



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前回からの文化活動
“女子高生の無駄づかい 第14巻”
 ビーノ 作

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいて「私の懐に小銭が入る個人的な」アフィリエイトは行っておりません.

オンライン連載を読んでしまうと面白みに欠けるということで我慢していたはずなのだが、やっぱり今回も読んでいた.でも初見から結構時間が立っているので、ロスは心配するほどのこともなく.更に書き下ろしもあったので全く問題なし.
毎度のことながら、頭の切れる作者によるマンガは面白い.

今回のウィキ:パラチノース(イソマルツロース)
通称・商品名“パラチノース”
こいつイイ奴なのか?
  ウィキペディアリンク:イソマルツロース

今回のながら:“HAPPY” / BUMP OF CHICKEN
ティーンズの頃にこれを聴きたかった.
30過ぎてからこんなの聴いたら涙止まらん.
Youtubeはこちら

今回の絵:花買いましてん Vol.458“花なのか?”
たぶん「花」は真ん中の白い小指の爪くらいの部分で、まわりは顎なんだろうなと思う.
6月3日撮影だったので、多分買ったのは5月末.

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