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ミネソタのたまご売り

日付はあれど日記にあらず 海馬のおもむくまま つれづれなる生存証明(自己顕示欲のはけ口ともいう)

※10日以上連続して沈黙が続いた場合は私の身に何かあったということで後のこと宜しく.


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No.1739 “have to, have got to, must, should, would” 12/15/2024
 
公私共々 ToDo が多すぎてワチャついているので一旦リセット.
みんな、黙れ!(緑茶タイム)




Rev.0



前回からの文化活動
“忘却のサチコ 第23巻”
  阿部潤 作
“アンサングシンデレラ 第13巻”
 荒井ママレ・富野浩充 作
“19番目のカルテ 第10巻”
 富士屋カツヒト・川下剛史 作
“45歳の線香花火 第1巻”
 冬川智子 作
“映像研には手を出すな 第9巻”
 大童澄瞳 作

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コミックス5連チャンその1.
気がついたらリリースされていた23巻.久々の新レギュラーメンバー追加で流れが変わるか?
1話完結(長くても前・中・後篇)なので、予想のつくラストまで再びマンネリ化の空気が湧かなければいいが.

薬剤師葵みどりの成長物語は13巻目.医療モノでもどちらかといえば日常系寄りのプロットな点が、次の「19番目の…」と異なる.病院のお世話になる方には薦めたい.

徳重晃の問診は巻数で葵みどりとの差が少しずつ開いている.原案者がいるとはいえ、同時進行で複数作品に携わる以上やむなしか.サブタイトルと異なり、実際の主人公は女医のヒロインにシフトしつつある.医療的見地の掘り下げは「アンサング…」よりも深く、考えさせられるテーマがしばしば扱われる.

「マスタード・チョコレート」以来、久々に手を出したの冬川作品.本作までにもリリースはあったけれど、手に取るまでには至らなかった.群像モノではあるけれど、各々キャラが立っているので読み心地はよい.しかし「そこで終わるか!」という巻の区切りに苛立つ.

間が開いた映像研は新たなエピソードが始まったが、次巻が来年秋ということで確実に展開を忘れてしまうと思われ.当初と比べると灰汁の強さが弱まったような気がするけれど、読者のくすぐり方をよく知っている作者はキレ者だ.

今回のウィキ:テトラパック
商品名.登録商標なのでⓇ(○にR)が付く.
三角形で作られる四面体…なんか既出っぽい気がしてきた.
  ウィキペディアリンク:テトラパック

今回のながら:“X'mas Day In The Next Life” / Smooth Ace“Smooth Le Gout Avec Piano”
オリジナルの高橋幸宏版をアカペラ+ピアノでカバーしたもの.
マニアックな曲を店内に流すことで定評のスーパーで耳にして、よく見つけたなぁと思ったり.
ようつべではこちら

今回の絵:遊び心と優しさ
散々道に迷った原宿のアトリエにて.流石だなと思う.
iPhoneのRAW→リサイズ→95%JPEG

No.1738 “NEO TOKYO” 12/08/2024
 
1ヶ月ぶりながら2ヶ月連続で23区内へ赴く.
電車を乗り間違え、降りる駅を間違え、それらのリカバリで右往左往して、さながら初来日の外国人旅行者のように無駄な足取りを残した土曜.

なんだろう、山手線の内側は人が多すぎる.
そう、日本人が多すぎる.




Rev.0



前回からの文化活動
“傲慢と善良”
 辻村深月 著
“Motor Fan illustrated vol.218
 電費半減”

 月刊 Motor Fan 別冊

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“ハケンアニメ”に続いて2作目の同郷作家作品.2016年文庫初版で2022年に22刷…という凄まじさ.
だめんずカップルと毒親の物語というのが、個人的には感想として一番端的な表現だと思っている.こういうラストで良いのか?と少々納得が行かないところもあったものの、作者の掘り下げ深さからするとそれも計算済なのだろう、とも思える.
東京都と群馬という世界の対比が随所に出てくるが、県名が違うだけで状況は殆ど同じなので、作者の原体験も多分に含まれていると思われる.たぶん皆そう感じる筈で、東京生まれ東京育ちの方々には理解しがたい部分があると思う(マウントを取るつもりはないけれど).
ラストはあれでいいのだろうか…まだそう思わしめるほど、まるで低温火傷のような破壊力がある凄い作品(褒めてる).

全く車とは関係なのだけれど、コロナ期に“ソーシャルディスタンシング”が“ソーシャルディスタンス”に取り違えられて一般化された…ということを今回この雑誌で学んだ.

今回のウィキ:ビリヤニ
ちょっと流行りの.
あれで米だとは思えない形.
  ウィキペディアリンク:ビリヤニ

今回のながら:“わがままエイリアン” / BARBEE BOYS
連チャンでバービー…この公式MVは以前も低画質であった気がする.
どの曲も出だしが凝ってるのがこのバンドの素晴らしさのひとつ.
それゆえ、十分懐メロだが古さを感じない.
ようつべではこちら

今回の絵:いつか夜に尋ねてみたいと思ってたところ
ロケーションはここ.子供の頃は普通に自転車で来てた.

No.1737 “The curse of the 'SABUROKU' agreement” 12/01/2024
 
小手先の小細工で4時間55分を捻出して、土曜日の休日在宅勤務に充当する.
日曜になれば月が変わるのだが.



ここ数年、年甲斐もなくアニメを観る習慣が付いて、しかもタイミングが合えば動画配信サイトで無料解放されているということもあり、今回は“ReLIFE”全17話を2日かけてABEMAで視聴(暇ではない).

学園ラブコメは辟易だけれど、大人が主人公のドラマは面白い.そしてエンディングテーマに毎回異なる懐メロを起用するのはズルい(でも良い).



Rev.0



前回からの文化活動
“エレジーは流れない”
 三浦しをん 著
“深夜食堂 第29巻”
 安倍夜郎 作

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群像劇か?という疑問もあるのだけど、安心して読める三浦作品.前半は幾つかのエピソード、後半から物語の背景が語られ始めて核心に迫っていく.「安心して読める」というのは「良くも悪くも」という側面があって、「抑揚はあっても波乱の結果に凪をを迎える」というような展開ではなく、「高校生らのドラマ」として「高校生なりの」スケールで話が進みラストに向かう.まさにタイトル通りで肩の力を抜いて読み進めるのが推奨されそうな作品.

前巻からのインターバルが短く感じた「食」ネタ漫画29巻.マンネリ化を感じた前巻とは少々趣が変わった気がする.毎回「食べてみたい」と思ってしまう「メニュー」は盤石の安定感.

今回のウィキ:USB(ユニバーサル・シリアル・バス)
外部記憶メモリの名称として既成事実的に市民権を得てしまったけれど、本当は読む気も失せるほどボリュームのある国際規格である.
  ウィキペディアリンク:ユニバーサル・シリアル・バス

今回のながら:“チャンス到来” / BARBEE BOYS
公式MVなんてあったのか.
バービーのメロディラインと編曲は、バンドブーム時代に名を馳せたグループの中でも頭ひとつ抜けてる(気がする).独断と偏見だけれど.
ようつべではこちら

No.1736 “Hallo, I can't transfer money at ATMs because I don't have a cash card, OK? ” 11/24/2024
 
郵送による固定電話の料金通知が廃止になってから久しく、その料金内訳に全く無頓着だった父に業を煮やした私が、固定電話とスマホの使用料金を「おまとめ」して一括払いにする旧電電公社系サービスに移行し、ついでに引き落としを私のカード口座にしている…という背景が先ずあって.

で、最初は使用料金を毎月Webで確認して「異常値」を発見したら通告していたのだけれど、次第にそれも面倒になってここ数年は通知メールに記載されている額面を追うだけになっていた.
何かの折に「電話代は全部私が払っているのだ」と言ったことを覚えていた父は、1回5分までのかけ放題だと時間が気になって落ち着かないので、上限なしのかけ放題にして料金も元通り口座引き落としにしてほしい…と、掃除機のコンセントを差し替えるかの如き口ぶりで訴えてきたのが今月の頭頃.

そしてどのような手続きを踏めばいいのか調べることに時間を要し、どうしても父のスマホで操作しなければならないプロセスがあると解ったのが先週.

そして今週.
最低最悪のUI(User Interface)と奮闘しながら、父のスマホで操作しなければならない部分を突破し、引き続き最低最悪のUIと取っ組み合いで勝負した結果行き着いたのは「引き落とし口座でキャッシュカードが作成されていないので書面手続きで対応しやがれ下さい」という結果で膝から崩れた.

幸いにもスマホの方はWebから手続き用紙の請求ができた.念のため送付先を実家にして、父には「絶対捨ててはいけない」と説明.しかし固定電話の方はPDFをダウンロードして印刷して記入して、管下のどこそこへ送付しろという不統一っぷり.どちらも旧電電公社が母体のくせにと腹を立てたけれど、気を取り直してダウンロード&印刷…そして期待通りインク切れになって号泣.

幸い記入する部分のページは印刷できたけれど、染料系インクジェットプリンタの出力をそのまま使うほど莫迦じゃないし、万一書き損じたら後が無いので、コンビニでコピーを取って記入&押印.自分のメアドに当該PDFを父のメールで送り、自宅に帰ってから封筒に貼る部分(料金後納&私書箱宛の表書)を印刷&コンビニでコピーする.定型封筒に入れて貼って投函してひとまず第一段階終了.

次回は実家に送付されてくる(筈の)スマホ側口座振替を処理し、口座引き落としの手続きを全完させるのが第二段階.そしてDocomo契約からahamoに移管して+1000円の「飽きるまで喋れオプション」を追加すれば完了.

そもそもキャッシュカードとクレジットカードの違いが解っていないので、余計なものは作らない方が良いに越したことはない.しかしこれまで(いまでも)どれほど面倒なことをしてきた(している)のかと思うと、あらゆることが茫漠として…「まぁいいか」という5文字に帰結.

続く(いつか).

追伸.旧電電公社系各種派生企業のHPは本当に酷い…



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前回からの文化活動
“ミカエルの鼓動”
 柚月裕子 著

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいて「私の懐に小銭が入る個人的な」アフィリエイトは行っておりません.

検察?判事?モノで名を馳せている柚月作品初の医療ネタ長編.
長編作品はどの辺りで展開のアクセルが踏み込まれるかで面白さが変わる.プロット次第なので「どこがベスト」という解はないけれど、ページをめくる早さにも絡むので、読む側としては第4コーナーまでダラダラっと進むのはちょっと辛い.
で、本作はキレイに前半/後半とテンポが変わる.語弊を恐れず言えば前半は少々退屈.後半からの展開で「リニアに加速して」そのままゴール…という感じなので派手さはない.
欲を言えば、もう少しサブキャラの掘り下げがほしかった.
とはいえ、柚月作品ならこの先も迷わず手に取れる気がする.いまは時間が無いのでシリーズものには手が出せないでいるが.

今回のウィキ:ダビンチ
上述の柚月作品では「ミカエル」という名前で出てくる医療用ロボット.“医師”が“操作”するというスタイルなので、厳密にはロボットというよりも高性能なマニピュレータ…というほうが正確だと思う.
  ウィキペディアリンク:Da_Vinci_(医療ロボット)

今回のながら:“Let It Go” / New Found Glory
ふと、このドラムパートが聴きたくなって.
ようつべではこちら.オリジナルのMVもこの1年前に後悔されているけれど、オッサンがおちゃらけている絵よりは、リップシンクしている作品切り抜きの方が美しい(版権的にいつ消えてもおかしくないが).

今回の絵:花買いましてん Vol.444“パスタ系亜種のガーベラ”
花弁の先端が反って筒状になりかけているのでパスタ系なのだけれど、完全に筒になっていないので亜種…だったはず.
構図は大胆に.

No.1735 “To last week's self and next week's self” 11/17/2024
 
今日は半袖を羽織って過ごしました>先週の自分と来週の自分へ

そして焼き餃子は「胡椒酢」で食べても美味だという知見と実体験を獲得.これば井之頭五郎を真似してみた.



「老化考」を簡単にまとめようかと思っていたけれど、父のスマホ契約関連の調べ物に時間を取られすぎたので延期.

通話に雑音が入る・特定の相手だとハウリングのようになる・留守番電話になっているきがする・私のスマホをお下がりにしてもらえないか…週末の勤務時間中に父からメッセージが飛んできて、その後暫く仕事に身が入らなかった.

携帯電話なんて電波なのだから通話に雑音が入ることくらい普通にある…という知識の欠落してるのだが、そもろも元電話のプロでアマチュア無線の免許も持っていた人間の口から出る言葉なのかとショック.そして今使っているiPhoneも私のお下がりバッテリー寿命となり、昨年新品を買ってあげたということもすっかり忘れていてダブルショック.

もっとも後者については、貰った「ギフト」が何であれ誰からであれ、有り難みを全く意識しない人なので(6万ほどした燻製も作れるロースターが即日勝手口の軒下に半分雨ざらしで設置された時には号泣しようかと思った)、6秒間のアンガーマネージメントと「気を取り直して」の独りごちにより、苛立ちと落胆と悲しみを脇っちょに追いやった.

別件で高齢の方と接する機会があったので、やはり「老化考」は一度纏めた方がいいかもしれない.
自分の憤りを抑える為にも.
そして先々の自分の為にも.




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前回からの文化活動
なし.柚月裕子/ミカエルの鼓動…読了50%

今回のウィキ:糠
糠漬けにつかう米糠は、煎ってから使う派だった(実家).
しかしなんか既視感あるな.
  ウィキペディアリンク:糠

今回のながら:“Happy Xmas (War Is Over)” / Trijntje Oosterhuis
早くこれが唄える日を迎えたい.
生みの親はレノンとヨーコである.
ようつべではこちら

今回の絵:その先に来るもの
大改修された近所の水源.非常時用の給水設備もある.
奥の壁に打ち付けられた銘板の中途半端さとか.

No.1734 “Be sweet to others and sweet to yourself” 11/10/2024
 
暖房を使い始めました.

今月くらい通常のペースで生活できるかと思ったけれど、あれもこれもでワチャワチャすぎるので、破綻しないように適度に甘やかそうと思います.

高校時代、世界史の先生の座右の銘は「人に甘く、自分に甘く」だった.




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前回からの文化活動

“きみのまち 歩く、旅する、書く、えがく”
 今日マチ子 画・著
“女子高生の無駄づかい 第13巻”
 ビーノ 作
“フォールガイ”
 レンタル
“萌の朱雀”
 レンタル

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エッセイはあっという間にページが進んでいく.
ご本人の姿は一度だけTVで見かけたような記憶が.差し込みのイラストも色使いは盤石の「今日マチ子」である.

残念なことに収録されているうちの数話はオンラインで既読だった.
せっかく新刊が出たのに少々損した感じ(実際損も得もしていないのだけど).最近では数少ない、力抜いて笑える良作.たぶん作者はキレ者だと思う(Cleverという意味で).

久々にレンタルした洋画.劇場に足を運びそうになって思いとどまった作品.“BARRET TRAIN”と同じ監督ということで、相応の「遊び心あるノリ」になっているシーンはあり、やや強引な展開ではあったけれど、プロット自体には破綻がないので(当たり前だが)見心地は良かった.エミリーブラントがキュートである.

気になっていた邦画は尾野真千子のデビュー作で、小林聡美のデビュー作である“転校生”を彷彿させる.河瀬作品という予備知識で若干のマイナスバイアスが作用してはいたけれど、純粋に「監督・脚本」の才能という面だけで見れば力量のある人なのだろうとは思う.

今回のウィキ:めんつゆ
親子丼の頭が阿呆みたいに簡単にできる.
  ウィキペディアリンク:めんつゆ

今回のながら:“WOMAN” / アン・ルイス
いつ聴いてもカッコイイ唄.初回リリース版では無くて、セルフカヴァー版.年を経ているだけあって、しっとり落ち着いてる.
ようつべではこちら

今回の絵:花買いましてん Vol.443“ピンクッション”
商品名を「針刺し」という.「毛先が球」みたいな部分が中央から解放されて外側に広がる.もの凄く複雑な構造.

No.1733 “The difficulty of urban planning” 11/04/2024
 
暦の上では三連休ながら月初の月次業務のため、土曜は実家に行くのを次週に変更し、中央道の渋滞を鼻で笑いながら朝から晩までExcelとにらめっこで終わる.先月末の暑さが気にはなるものの、草刈りは前回でシーズンオフと決めた.

基本的にインドア派なので、2日以上の連休があれば出勤日前の1日は自宅で安静に過ごすのが常.自転車でなんとかならない範囲の外出は全て最終日以前に持ってくる.30代前半までは休みをフルに使ったけれど、そこは「1人ではなかったから」…という事情が多分にあると思う.いま思えば、そこそこ本心に逆らっていたと思う.


で、日月を土日と置き換えての休日初日は、古巣の学祭に赴いてきた.たぶん20年ぶりくらい.その前にリクルーターの真似事で2〜3回足を運んでいたりOBと身を明かした上で学園祭を覗きに行ったこともあったけれど、その後はかなりご無沙汰だった.

延々電車を乗り継いで、最寄り駅から懐かしい通学路を辿り、殆どの建屋が新しくなった敷地をウロウロして、所属していたサークルの展示を覗く.
良くも悪くも「社会人ではない学生たち」によるイベント.そう、良くも悪くも.もちろん「悪い」部分もネガティブな意味合いではなくて、あくまでも「いずれ霧散する学生らしさ」とでも喩えるべきか.「子供らしさ」と表現したら所謂「おまゆう」案件で総スカンを喰らいそうだけれど.
非日常感をベースに学園祭当日の高揚した気分が混ざる、なんとも言いようのない空気に「あぁこんなかんじだったよな」と感慨にふけりながら、身元を明かすことなくいとまする.


帰路は日曜なのに狂ったようなすし詰めの電車に耐えて三軒茶屋まで進み、そこから世田谷線で終点の下高井戸まで揺られて遅めの昼食を取り、KO線でホータウンへ帰還.

インドア派でも自由になる日が2日続いていたら、初日はこれくらいのことをする.
そして田園都市線沿線は人が多すぎる.




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前回からの文化活動

“処方箋のないクリニック 特別診療”
 仙川 環 著
“ニュートーキョーカモフラージュアワー 第9巻”
 松本千秋 作
“Shrink〜精神科医ヨワイ 第1巻〜13巻(続刊中)”
 七海 仁 原作/月子 作画

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シリーズ第2作.“カナリア外来にようこそ”という同系統の作品を他社から出しているので、ちょっと紛らわしい.異端ながら超絶エリートで実家が太いという設定はちょっとズルい気もするけれど、そこはエンタメ作品なので.
患者目線で物語が宇すむけれど、著者自身も医学知識が豊富なはずなので、もうすこし医師側チャプターがあってもいいかなと思う.

何故か7巻がAppleで扱われていない(他の販売チャネルでは存在する)「OL」漫画の第9巻.絵のタッチはシンプルでノリも軽いけれど、扱ってる内容は結構重いオムニバス.性別も世代も異なるものの、自分が属さないクラスタの“思惑”を疑似体験できるのは貴重であるし興味深くもある.

NHKで番組改編の繋ぎ?として3回だけドラマ化&放送された“Shrink”の原作.録画して永らく放置していたドラマは、1話と3話だけ観て2話が録画できなかった事を大いに後悔する出来だった(つまり良作だった).
ドラマに当てられたわけではなく、この原作ならハズレはないだろうと大人買いした13冊.医療モノが3作品になったけれど、精神科を扱うものは本作のみ.作者の取材による作品ではなく原作者+作画のペアなので、自分が診察を受けているかのようなリアルな描写と展開で時間を忘れる.そして骨太であり内容も濃いので勉強になる.
これは年末リリースの14巻が楽しみ.
※面倒なのでリンクは第1巻のみ.

今回のウィキ:オシロイバナ
11月に咲いているのは異常.
  ウィキペディアリンク:オシロイバナ

今回のながら:なし

今回の絵:花買いましてん Vol.442“千日紅”
無難の季節花.

No.1732“How to use leftover mentsuyu (D.C.)” 10/27/2024
 
前回半分残して冷凍した鶏モモを用いて、今回は卵を加えた「親子丼の頭」(のようなもの)をこしらえてみる.
4倍希釈用めんつゆ、まだ残ってる…

※「D.C.」(ダ・カーポ):「頭から」



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前回からの文化活動

“鍋に弾丸をうけながら 第5巻”
 青木 潤太朗 原作/森山 慎 画
“ミワさんなりすます 第11巻”
 青木U平 作
“Motor Fan illustrated vol.216
 電気自動車のサスペンション”

 月刊 Motor Fan 別冊

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グルメガイドには(治安的に)載らない、ディープな海外グルメの紹介漫画…第5巻目.本当はシンプルなものほど美味しい、という啓蒙ではないかとさえ思う.限界まで再現する日本版レシピがありがたい(やらんけど参考にはなる).

映画オタの推し活が拗れて始まった「なりすましサスペンス」…サイコパス的展開が新たな局面に.また更に拗れそうな予感.

久々の(調べたら前回は6月だった)自動車技術系雑誌.特集内容難しすぎ&売りのイラスト少ない…で、残念な結果に.

今回のウィキ:シラス_(魚)
特定の魚の稚魚ではなく、総称であることを最近某アニメで知った.
実質的にはほぼ同義だけれど、カタクチイワシの稚魚を指す名詞かと思っていた.
  ウィキペディアリンク:シラス_(魚)

今回のながら:“Merry Christmas Mr. Lawrence ” / Ryuichi Sakamoto
晩年のこのテンポが一番良い.これぐらいなら練習すればなんとかなる、か?
ようつべではこちら

今回の絵:アンニュイ
同じアングルで数年ぶりの再撮影.
コイツには悩みがない.
羨ましい.
iPhoneのマクロモードにて.

No.1731“How to use leftover mentsuyu” 10/20/2024
 
素麺食べたさで買ってしまった濃縮めんつゆを捨てるに捨てられず、縮緬干しと一緒に白米炊いたり、鶏モモの細切れに玉葱を合わせて卵抜き親子丼の「頭」だけを作ってみたりする.

濃縮めんつゆ、万能である.

まだ少し余っているので、今度は「貧むす」を試してみたい.
ちなみに「夜回り猫」は「エデンの東北」と同じ作者の良質8コマ漫画.



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前回からの文化活動

“新!店長がバカすぎて”
 早見和真 著

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角川春樹に頼まれて書いたというのが唯一にして最大のガッカリだった「続編」.そのきっかけ故かどうかは推し量りかねるけれど、キャラ立ちに全振りでエンタメ作品としては抜群に面白い.
そしてメタだ.テーマは「メタ」…前作に相通じるところが有るけれど、そっちに捻ったか!と思わせるのは作者の筆力.
ぜひ前作とセットで薦めたい.

今回のウィキ:アケビ
ちょっと前にTwitter(の自分が属するクラスタ内)で話題になった.
種の回りは食べたことがある.甘いけれど旨いものではない.皮…というか果肉部分が食べられることは何かの邦画(“Litle Forest”だったか?)で知った.若芽が食用になることは初見.むかし実家に木があった.
  ウィキペディアリンク:アケビ

今回のながら:“拝啓、少年よ” / Hump Back
何度もココには引っ張り出したけれど、モンパチの“あなたに”のように合唱曲アレンジができそうな気がする.
ありきたりだけれど、間奏からグッとノリを変えて二番は原曲通りロック調で唄うと、体育館で聞いている中学生達にはいい刺激になりそう.
やったもん勝ちみたいなやり口だけど.
ようつべではこちら.このMVよりも後年の大阪城ホールLIVEのほうが声質も唄い方も味があって好み.ド直球な歌詞には、多少荒削り感を醸し出しているMV版の雰囲気も良いけれど.

今回の絵:水引
2年くらい前に文房堂で見かけて素通りできず.
iPhoneのマクロモードにて.

No.1730“The other side of the uptown area” 10/14/2024
 
29年ぶりくらいで降りたとある駅の近く、気まぐれで入ったお店で生姜焼き定食を注文する.

「ここから失礼します」とカウンターの上にお盆が置かれたので、テーブルから立って取りに行く.店頭のサンプルとはキャベツの量以外似ても似つかない様相で.1枚を3等分くらいに切った薄切りロースが6切れ、硝子を模したプラスチックの皿に載ってた.

味噌汁はセルフだというのでキョロキョロ探すと、カウンターの一画にポットがあり、傍らには乾燥ワカメとふの入った密閉容器(蓋は開いてる)、その横には味噌とフリーズドライの各種具材が詰まった容器…つまりはインスタント味噌汁一式+αがあり、ポットから湯を注いで自分でやってくれというスタイルだった.

ほとんど呂律の回っていない先客達を視界に入れた時に薄々想像はできていたけれど、ここはつまり朝から飲める店で、昼間は鳥唐か自称生姜焼きにご飯とインスタント味噌汁を付けて「ランチ」にしている…そういうスタイルの「吞み屋」だった.

時々足下に店の飼い犬がきて膝に捕まり立ちし、何もくれないと解るとまたウロウロクンクン歩き回る.食品衛生管理者の証書を探すのは野暮な店だと思ったので、3回目のクンクンが来る前に完食して退散.

いい歳して井之頭五郎の真似などするのではなかったと後悔したが、世の中にはああいう店の需要もあるのだと880円で学ぶ.
会計でぼったくられやしないかとヒヤヒヤした.



Rev.0



前回からの文化活動
“タラント”
 角田光代 著
“透明な螺旋”
 東野圭吾 著

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいて「私の懐に小銭が入る個人的な」アフィリエイトは行っておりません.

短編集は避けているので、久々の角田作品.
近年流行りの「救済と再生」というカテゴリに入れていいのかちょっと迷う.「凡庸」と言ったら語弊があるが、世の「一般的な人々」の姿を当てがわれた主人公像に安堵する読者(自分も含め)は、意外と多いのではないか.
前作がガチガチの硬派SFだったので、サクサクとページが進んだ.

今回も「筆の誤り」が無かった東野作品.ガリレオシリーズならば盤石だろうとは思うが.
ボリューム的には短めの長編で、巻末に短編が収録されていながらも「薄い」と感じる.字面的にもかなり速歩で進むので冗長さは感じないものの、深みは少々寂しい.
とはいえ、そこは東野圭吾であり“ガリレオシリーズ”なので、伏線の張り方も回収方法もくどくない程度に捻ったプロットも定番人情味も…「面白さ」を構成する要素は十分盛り込まれている.
しかしドラマ化しやすそうな空気は作品の重厚さと反比例すると思っているので、その点では「軽い」作品だったかと.実質2日で読了していることもあり.

今回のウィキ:駅ナンバリング
京王線はKOだ.
  ウィキペディアリンク:駅ナンバリング

今回のながら:“キラキラの灰” / リーガルリリー
“THE FIRST TAkE”の60 Sec版を見たけれど、やっぱりヴォーカルはただ者ではなかった(いい意味で).こういうエキセントリックな詩を書きそうなヒトだなぁと.
ようつべではこちら

今回の絵:試し撮り
パスタ系ガーベラの新種(名前忘れた).
花弁部分だけiPhoneで撮影.

TBOARD 006 Version 0.13
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