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ミネソタのたまご売り

日付はあれど日記にあらず 海馬のおもむくまま つれづれなる生存証明(自己顕示欲のはけ口ともいう)

※10日以上連続して沈黙が続いた場合は私の身に何かあったということで後のこと宜しく.


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No.1510 2020年睦月のお茶濁し 01/19/2020
和暦元年にお正月は存在しないということに先日気づいたので、嬉々としてTweetするも特に世間の(TLの)反応がなかったとか、そんなボンクラで安泰な日常を所望しつつも現実はそう甘くなく.



実家のウォシュレット®の洗浄ノズルが応答しないのでどうにかしろ、というお題から始まった2020年初回のルーティン帰省.父もそれなりに調べたらしく取説が放り出されており、“流す”ボタンが機能するにもかかわらず、曰く「電池を替えてみたがダメだった」とのこと.
技術職だった昔の父を思えばおおよそ考えられない的外れな施策が打たれ、見事玉砕したままになっていたウォシュレット®だが、
現場で5分ほど諸々調べてノズルだけが根本的にウンスンなことを確認したので、おもむろに電源プラグを抜き、再度差し込んで無事解決.

「年明け早々に交換費が数万浮いた!」と大喜びで浮かれる父だが、ちょっと待て.先月の中旬から不調だったにもかかわらず、どうしてメッセージの一報すらよこさなかったのか?
そこに年明け早々深い不安を感じる.



所変わって自宅のTV.前夜、録画しておいた番組を再生下にもかかわらず、翌日は“再生できませんでした”のメッセージが.
追加録画と削除は可能なので、外付けのハードディスクがおかしい可能性は低いと考え、これもおもむろに電源プラグの引き抜いて、数秒後に再差し込み.そして無事解決.


叩いても直らない昨今の家電が不調になった場合、一度電源供給を絶ってみる(スイッチOFFでは不十分)のが常套手段.




【漁師のおじさんピアノ弾く…2ヶ月目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…半年目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…1年目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…約3年目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…約4年目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…5年目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…6年目】
【漁師のおじさんピアノ弾く…7年目】
元は先日バラエティ番組でやってたらしい.
独学のピアノで“ラ・カンパネラ”を弾けるようになろう!と志す漁師のおじさんの話というか上達っぷり.人間の可能性と、おじさんの執念に感動.

【こちらはたぶんプロ】
こういう“音ゲー”みたいな映像って、ようつべでは流行りなのか?
「早回しじゃーねーよ」っていう証拠の動画が、UP主の固定コメント内にリンク張られてる.
当時の音楽家は、こういう楽曲が作れて弾けて譜面にまで起こせた…ということだろうか?.詳しいプロセスは訊いたことないので知らないけれど.

【イクラの仕込み】
個人的には雲丹よりもイクラ派.雲丹は敢えて食べたいとは思わないけれど、イクラは口にできるなら遠慮なく……といったところ.“イクラ”はロシア語だかなんだかで“魚卵全般”の意味だったか?
アニサキスは怖いなぁ.
ネタ元はGigazineさんの記事……だったはず.

【絵に描いたようなインタラクティブ性】
久々にこの手のページに遭遇.これもネタ元はGigazineさんの記事……だったはず.
タブレットやスマートフォンで見ている方は、とりあえず一番下までスクロールさせて、exit help をタップすればスケッチモードに.

--- 前回からの文化活動 --

“骸の爪日”
 道尾秀介 著

“Motor Fan illustrated Vol.160
 エンジンの可能性”

 Motor Fan 別冊

“ゆるキャン△ 第9巻”
 あfろ 作

“ヤオチノ乱 第1集”
“ヤオチノ乱 第2集”
“ヤオチノ乱 第3集”
 泉仁優一 作

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいて、“個人的な”アフィリエイトは一切行っておりません.

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ホラーということで手に取っても手に入れなかった、道尾秀介初期長編.でもホラーじゃなかった.
複雑な伏線をよく繋いだなぁ……というのが率直な感想.プロならば当たり前ではあるけれど.謎解きの行では、既出の記述を引用してくれているので、「そうだっけ?」とならずに大変ありがたい.
作者、本作の後に長編を連発していくのだけれど、シリーズものが少ないだけに抽斗の多さを感じる.



解りやすいエンジンの仕組み第2回.今回はかなり素人向けの解説でありがたい.
EVと内燃機関のメリット・デメリットを考えると、やはりエンジン直結モードを備えたハイブリかなぁと思う.
ついでにHONDAのi-DCD(たぶん新規には採用されない)について、奇数段でモータのみの走行が可能、モータによるエンジンのアシストは全段でOK……という点がハッキリして、なんとなくモヤモヤが晴れた感じ.



お待たせ!の第9巻.8巻の内容を忘れていて、ああ伊豆周遊キャンプの途中だったと思い出す.
しかしなぁ……原付30km/hの後ろを車が付いていくのは、実質的に辛いと思う.



かなり前にWebでお試しを呼んだ作品.少々劇画調の近代忍者もの……ではあるが、和風テイストを残した工作員ものという表現が適切か.
ブレなく構築された世界観がすばらしい.別タイトルで後日譚が発表されている.


第二稿

Rev.1


今回のウィキ:アイリッシュ・コーヒー
すこぶる飲んでみたい!
でも多分死ぬと思う.
 ウィキペディアリンク:アイリッシュ・コーヒー


今回のながら:“風の谷のナウシカ / 坂本龍一・嶺川貴子”
細野晴臣トリビュートアルバムに収録のナンバ.

 映像の意味するところはよくわからないけれど、Youtubeではこちらに.

今回の絵:浮かれポンチ
ねこのウンコ踏んで滑ってコケた靴はこれだ.

No.1509 珈琲好きに珈琲を贈呈しない方がいいの法則 01/13/2020
珈琲を好んで飲む習慣が特にないと気づかない方もいるかと思うけれど、一口に“珈琲好き”といっても大別すれば二つのタイプがある.

ひとつはとにかく珈琲の風味が好きで、インスタントだろうが缶コーヒーだろうがコンビニ珈琲だろうが、あの風味がないといても立ってもいられない……ある意味中毒的とも言えるような嗜好を持つタイプ.酒好きにたとえるなら、もうプルトップ開けるワンカップでもストロー刺す鬼ごろしでもアルコールならなんでもいい、といったところか.これをAタイプとしよう.

もうひとつは、珈琲=都度ドリップで、挽いてパックされてる粉やカップ載せの1杯分パックは敢えて買わずに豆で買う、缶コーヒーはどうしても珈琲フレーバーが欲しい時に仕方なく飲むもので珈琲にあらず……というタイプ.これも酒好きにたとえるなら、シンプルなアテに旨い升酒をチビチビやる、静かなところでダブルのオンザロックをゆっくりとなめる、そういう飲み方……というかたしなみ方か.で、こちらをBタイプとしよう.

たぶん紅茶も同じだろう.純露(いまでも売られているのか?)1粒でも繋ぎになるひともいれば(Aタイプ)、“ポットの為にもう一杯”という拘り派もいるはず(Bタイプ).

酒だろうが珈琲だろうが紅茶だろうが、何か嗜好品があってそれに拘るBタイプには、大抵お気に入りの定番がある.そしてお気に入りでなくとも、好きである以上、頂いたからには無駄にはしたくないという、いわば義務感のようなものがある.

何が言いたいかというと、いつも同じ店で豆を買うようなBタイプの珈琲好きに、どこかで手に入れた100gの豆を「どうぞ」といってお土産に渡すと、Bタイプの珈琲好きはそれが全く口に合わないものでも頑張って飲む(んだと思う).豆でなくとも、花粉のように細かく挽いたものやインスタントだと、さてどうしたものかとかなり悩む(んだと思う).よかれと思って贈呈してくれる相手には大変申し訳ないけれど、結構これが苦難だったりする(んだと思う).


「あのひとは珈琲好きだ」と思う人に何かあげたいとしたら、ビスケットが数枚入った小袋1つくらいで十分なのだ.
口に合わない珈琲を、粉でも豆でも100g分飲みきるというのは、結構大変なことだったりする.


【追記】
「とはいえ、二極分化はしてないよね」という意見あり.ごもっともで候.



--- 前回からの文化活動 ---

“慈雨”
 柚月裕子 著

“沖で待つ”
 絲山秋子 著


※リンク先で展開するサービスにおいて、個人的アフィリエイトは一切行っておりません.

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未読文庫がきれしまい、長いこと書店の棚の間を徘徊した挙げ句に手を出してしまった柚月作品.
基本的に著者買いするので、面白かった場合はまた(もとい、さらに)自宅の書架が溢れることになる……とは解っていたのだけれど.

引退した県警のデカが奥さんと四国遍路をしながらリモート捜査するというのがプロットの根幹だけれど、無愛想な男臭さの描写が見事.ただし個人的に嫌いな前世代的“まず夫有りき”的スタンスもがっつり表現されているので、よい意味でイラッとする.対して、こういう齢の重ね方をする奥さんがすてき.

ただ、扱われている犯罪自体は盗難・強盗などではなく幼女誘拐暴行殺人なので、苦手な人には厳しい内容でもある.

書架の心配は、とりあえず保留.



再読が多く、ハードカバーで読むのが辛くなったので文庫を購入.両方揃えているのは本作と“ノルウェイの森”くらいだが.
毎年読んでいる“勤労感謝の日”ではなく、表題作の“沖で待つ”を久々に再読.直木賞ではなく芥川賞だった理由はどこにあるのか、今回の再読で解った気がする.



Rev.0


今回のウィキ:アワビ
高級品なので、訪問先で出されてもパクパク箸を出してはいけない.
幼少時は今ほどいたずらに高額な食材ではなかった(と思う)ので、馬刺し同様時々食卓に載った.
 ウィキペディアリンク:アワビ


今回のながら:“ココロノセカイ” / 青葉市子
符割りの難しい唄.
Youtubeではこちらを.

今回の絵:花買いましてん Vol.347“スイートピー”
春色の汽車に乗っていきたかった頃にはなかった赤色の品種.
染めではなく地の色.

No.1508 マウント獲りたいわけじゃないのよ 01/05/2020
スイッチ入ってるミニ四駆を手で持ち上げてるような感じで、無理矢理風邪の進行を止めているものの、どうも鼻をかんだ具合から一進一退っぽい情勢.

ポンポンペインの次はバカ風邪だ.だが体力も意識もしっかりあるので、うっとうしいだけで辛さは無い.寝込むほどにさせず息の根を止めるべく、最適な健闘に全力を挙げる次第.

§

近所のスーパーにペットボトル粉砕回収マシンがあって、専用カードや交通系プリペイドカード等で回収履歴を残してくれ、一定数回収するとスーパーでの割引チケットが手に入る……というシステムがある.以前チャリンコでコケた時のアレでもある.

行政が行う定期回収もあるけれど、タダで持って行ってもらうよりは個人的に益もあり、回収職員の省力化に微々たるものでも貢献できるということから、開始当初より利用している.毎日必ず1本は職場で珈琲を飲むし、飲料用の水もペットボトルなので、確実に空ボトルが増える向きにはありがたいシステムだ.

時節柄、ペットボトルの排出量が激増すること、および粉砕後の回収が休みとなることから、年末一週間と年明けの土曜まではこのシステムがお休みだった.気づかずに持参して一度出直してから数日、在宅期間が多くてもやはり確実に空ボトルは増える.
初日ゆえに混雑しているだろうという予想と玄関に溜まった邪魔さ加減を天秤にかけて、納得の上で当該のスーパーへ持参する.

案の定長蛇の列ができているのだけれど、眺めてみると色々事情があるようだった.

まずマシンが上手くボトルを飲み込んでいないらしい.蓋付きやフィルム付き、汚れもの等は受け付けないようになっているのだけれど、NG判定で戻されるタイミングを知らないオッサンが、次のボトルを入れようとして詰まる.

そしてNGでは無いけれど、突っ込むタイミングが早すぎて、上述の判定エラーになって戻されるパターン……これもオッサン.また規格外の大きさのボトルを入れてまたNGになるパターン……これもオッサン.

つまるところ、普段経験の無いオッサン連中が「アンタ休みの最後くらいなんかやってよ!」と奥さんにケツを蹴られて出てきたものの、慣れない作業が上手くいかずにヒンシュクばかり買っている……この手のオッサンばかりだ.

もう一つ問題が.

2台あるマシンの各々に列ができている.片方止まる→警備員さんがリセットする→片方列進む→また片方止まる→今度は長い→またお前か的な空気→警備員さんが手を突っ込んで詰まってしまったNG品を抜き取る……やれやれ、と.

到着時から思っていたのだけれど、ここは一つ自分の番からフォーク並びに変更すべしと決めて、ようやく空いたマシンの前に隣の列で待っていた一人を手招きして入れてやる.自分の前にはマシンが2台.各々の前でひとりずつせっせとボトルを突っ込んでいるさなか、ちょっと意味ありげに下がって待ってみる.

この間に反対側や後ろからフォーク並びを知らない人が出張ってきたら面倒臭ぇなと、内心ハラハラしていたのだけれど、幸いそういう事態は生じなかった.何食わぬ顔で空いた方のマシンに向かい、ボトルを突っ込み始める.そのうち隣の人が最後の1本を入れて去り、次の人がやってきた.

振り返れば列は一列に.先頭の人はマシンからちょっと離れてどちらが空くかを見据えている.そう、これでいい.誰が最初にこれをやるかということと、最近はほぼ当たり前になりつつあるフォーク並びを、如何にして啓蒙・浸透させるか……これがわりと難しい.

今思えば、意味ありげに下がって待機を始めた際、すぐ後ろの人に「フォーク並びでいきましょう!」と一言伝えればいいだけだったかもしれない.小心者め.

待機列は長くなってしまうけれど、フォーク並びで誘導して伸びた列を駐輪者の邪魔にならぬよう整理する……これをガードマンが最初にやっておけば良かったのだけれど、交通整理と発泡トレイの回収も兼務しているところに注文付けるのは酷か、とも思う.




第二稿


--- 前回からの文化活動 ---

“ダーク(下)”
 桐野夏生 著

“7月24日通り”
 吉田修一 著


※リンク先で展開するサービスにおいて、個人的アフィリエイトは一切行っておりません.

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“村野ミロ”シリーズ最終作……の下巻.
過去を全て捨てて、全く新しい第一歩を踏み出すことができたとして、その行く末まで描かれた作品は見たことがない.ネタバレになるけれど、本作では一度捨ててグルッと舞台が変わったかのように見えるものの、また元に戻るという予想を裏切る展開が面白い.ただ戻った後にどうなるかまでは描かない.ただ戻る前と戻った後で同じ自分でありながら、背負っているものがまるで違うという点ではまた別の、第三の自分になった……とも言える.読み手の想像に委ねる部分が異様に大きく、まるで大岩をパスされたような状態で終える本作.シリーズの終焉としてはそれもありかな、と.



吉田修一作品で比較的枚数少なめとなると、もしかしたら二丁目ネタかと思いきや、「え!そっち?」という、ある種の試み的な展開をする恋愛作品だった.ちょっと筒井康隆御大を彷彿させるようなレトリックも面白い.
映画化されたらしいけれど、その部分を映像で表現するのは難しいだろうだな.



Rev.0


今回のウィキ:Microsoft Windows 7
よくまぁ11年も引っ張ったなぁ.
組み込み製品もあるから、引っ張らざるを得ないのか.

 ウィキペディアリンク:Microsoft Windows 7


今回のながら:“Main Theme” / “王立宇宙軍”サントラ / 坂本龍一
ラスマス・フェイバーのジャズ版もいいのだが.
Youtubeではこちらを.

今回の絵:天蓋の境界
銀座・室町・日本橋……再開発で高層ビルが増えて気が滅入る街.

No.1507 新春 01/01/2020
裏面、今回は実家でタペストリ然と飾られている祖母の帯を、文字通り帯として拝借しました.祖母は丹前から振り袖まで和服は全て自分で仕立てていましたし、土蔵には機織機もあったのですが、流石にこの帯は職人の手によるものでしょう.



永らく子供っぽいフリをしていたつもりが、実は根っから子供だった……という疑惑がなきにしもあらずという相変らずっぷりのまま、私の干支も5周目がスタートです.あまり認めたくはないのですが、焼き肉よりも助六寿司のほうが美味しそうに思える自分にも、大分馴染んできた気がします.

昨年1500回を数えたネット上での生存証明は、今年も地道に(飽きずに)続けていく所在ですので何卒よしなに.




2020年 年初賀状より



備考:今年はイラスト風のフィルタはかけず、写真をそのまま使いました.

No.1506 もう晦日 12/31/2019
最近駄洒落癖がついた自分が嫌いで.

§

仕事納めの前の晩から胃腸を壊し、諸症状からノロを疑いつつ、治りかけたと思ってレイトショーを観に出かけて悪化し、寛解したと思って駅蕎麦を食べ珈琲を飲み、鯖の塩麹焼き定食と飲むヨーグルトを大量摂取して再度悪化……というバカを3日間繰り返す.

4日目に栄養ドリンクと水分補給だけでひたすら寝るというセミ断食を強行した結果、なんとか大晦日は無事に乗り越えられそうな予感.年賀状の宛名書きが達筆なのは、一連の症状と何ら関係はない.

§

とんぼ返りで今年も暮れた訳ではないけれど(子供の頃そういう唄を耳にした記憶がある)、公的には似たようなもので、仕事に(会社に)へばりついて漫画のように毎回ハードルに足を引っかけて転びそうになりながら、なんとかトラックを1周した感じがする.

ただ私的には久々に大きな達成感を得た.2年前に種から蒔いたサボテンが、見事開花して結実に至った.文字通り“ほんとうにひさしぶり”(←傍点を打ちたい)に「ああ、やりとげた」という実感.
意地でも咲かせる!という2年前の気概を維持できたことも嬉しいが、針の穴に通るような種が大輪を咲かせるまでに至る生命力に、思わず初見で「おぉ!」と声を上げたことはこの先忘れることはないだろう.



--- 前回からの文化活動 ---

“ダーク(上)”
 桐野夏生 著

“スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け”
 @レイトショー

“オーシャンズ8”
 ダウンロードレンタル


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“村野ミロ”シリーズ最終作……だと思う(まだ下巻を読んでいないので).前作は短編集だったのでスキップし、前々作そしてその前からの繋がりは殆ど覚えていないけれど、桐野夏生が作り出した世界観は読み始めてすぐに満ちてきた.
裏社会絡みの表層的な残忍さよりも、人間が持つ執念の怖さをこれでもかと生々しくぶつけてくる桐野節に、鬼気迫るものを感じる.



永らく続いたサーガが終焉を迎えた.劇場で観たのは三作目(EP.VI“ジェダイの復讐”)からだった.興奮収まらぬまま家に帰って、BASICでタイファイター“├○┤”を打つゲームもどきを作るのに熱中した想い出が.

ジョン・ウィリアムスの偉大さと、エンドロールのルーカス・シアン(勝手に命名)の美しさあっての見事な幕引きだと思う.



102円だったのでダウンロードレンタルして観たら当たりだったラッキー作.
しかし売れっ子の“アン・ハサウェイ”をここまで贅沢に(揶揄)使う作品も凄い.もっとも他の女優陣もベテラン揃いだけれど.ちなみにヘレナ・ボナム=カーターは、ティム・バートンと結婚はしてないそうで.

追記:アンのルージュがサザエさん型だった(あそこまで極端ではないけれど).口の大きさはジュリア・ロバーツと同じくらいに見えるけど、本人気にしているのかな.そのままでいいのに.


Rev.0


今回のウィキ:ノロウイルス
ラクトフェリン…ラクトフェリン…ラクトフェリン…

 ウィキペディアリンク:ノロウイルス


今回のながら:“Let The River Run” / Carly Simon
迎える新しい年への景気づけに.
Youtubeではこちらの公式PVを.

今回の絵:花もらいましてう
いつもの花屋さんでは店舗やイベント用のフラワーアレンジメントも請け負っているので、余りだというのでタダにしてくれた.あまり咲かないと見込んでいたようだけれど、それでも暖かいところに置いたら随分開いた.この淡泊な香りは、子供の頃サルビアの蜜を吸った悪戯を思い起こす.

No.1505 元某県民が気にするイントネーションの独断偏見チョイス トップ9 12/22/2019
第1位 “清里”
第2位 “甲斐路”
第3位 “勝沼”
第4位 “清里”
第5位 “甲斐路”
第6位 “勝沼”
第7位 “清里”
第8位 “甲斐路”
第9位 “勝沼”

……気持ち悪い人にはこれくらい気持ち悪い.
ちなみに、ネイティブなイントネーションは以下の如し(の筈).

“清里”→平音.“おさかな”と同じ.“阿佐ヶ谷”とは違う.
“甲斐路”→平音.“内示”と同じ.“ハイジ”とは違う.
“勝沼”→平音.“あさくさ”と同じ.“朝顔”とは違う.

この例を考えるのが面白かったりする.
つか、TOP9という半端さが気持ち悪い.


§

休日出勤で昼食をとる時間が無かったのは珍しい.前の週に私事が重なったこともあるけれど、年末も相まって毎年恒例だが来週は地獄を見ることに.

そして大晦日には、オフタイマーかけておいた扇風機がふっと止まった時のような寂しさがやってくる.
それはそれで趣があるのだけれど.


--- 前回からの文化活動 ---

“何様”
 朝井リョウ 著

“水は海に向かって流れる 第2巻”
 田島列島 作

“からかい上手の高木さん 第12巻”
 山本崇一郎 作

“Motor Fan illustrated Vol.159
 よくわかるエンジン”

 月刊 Motor Fan 別冊

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就活学生を描いた連作“何者”の続編ではないけれど、繋がりが無くも無い短編集.どの話も主人公はおしなべて上から目線の“何様?”的なスタンスだけれど、鼻につくというよりもむしろ、誰にでもある薄暗い部分を絶妙に表現していて素晴らしい.文字に起こすのが作家の仕事とはいえ、素人にはなんとも言い難い部分を“そうそう、それそれ”と共感できる形にできるのは、素敵な才能だと思う.



書店でリアル本が平積みになっているの見かけて、慌てて検索してDL購入した2巻目.笑えるタイプの作品ではなく、“読ませる”タイプの世界観とキャラクタたち.時折コメディカットもはいるけど、ベースになっている部分は深くて複雑で時に歯がゆい.
ヒロイン?の性格付けが絶妙.たとえば“めぞん一刻”のようなある種のブランド的領域のクオリティではないけれど、絵のタッチと吹き出しでここまで伝えられる表現力は素晴らしい.



ティーンズのバカ男子はこういうのにぞわぞわするんだろうけど、そういう時代があったことを思い出させるという、一周も二周も回った後の攻め方をおじさん達に仕掛けてくる作者も“おじさん”何だと思……ったら、まだ三十路だった.失礼!



特集は文字通り“よくわかる”エンジンのしくみ.技術家庭の教科書にしてもいいくらいのわかりやすさ.イラストもシンプルながら美しいモデリングで見事にに説明をアシストしていいる.

しかしこの雑誌に限らず、クルマの記事で“ボディの踏ん張りがどーのこーの”と剛性絡みの話をされても、他のクルマを運転する機会のない大半の人においては、その違いを実感することは無いだろうから、いまひとつ表現に対して理解が及ばない.意地悪な言い方をすれば「ホントにそこまで違いがわかるものなのか?」と.
言い換えれば、グルメ評論家が四の五の言ったところで、市井の庶民にはよくわからんよ……という感じが常にある.



Rev.0


今回のウィキ:数の子
諸外国では廃棄対象となっていた高級食材のワン・オブ・ゼム.
子供の頃は、「もう一つ食べてもいいか?」と母親に尋ねてから箸を出していた、“超”がつく正月の高級食品.
ニシンの燻製も美味しいよね.これ、日本でも昔は肥料にしていたらしいけど.

 ウィキペディアリンク:数の子


今回のながら:“ラ・カンパネラ” / Various Pianists
ピアノのメジャーな超絶技巧曲に最近身を委ねることが多くなった.
Youtubeでは聴き比べがあったのでこちらを.フジコ・ヘミングは、かなりお若い頃だと思う.

今回の絵:STUDIO 4℃…違う
正面から写したはずなのに…と思ってよく考えて見たら、ウィンドウの中のそのものが直角平行じゃなかった.
この手の写真が抜群に素晴らしいカメラマンさんを思い出す.
TOKYO Evening SnapsのGardenさん.リスペクトしていたけれどNETから姿を消した何人かの一人.

No.1504 拝啓、15歳を迎えるキミへ 12/15/2019
ひとつ助言を.

「この部屋超寒い!」とか「あのお菓子おいしかった!」とかの独り言みたいな内容ならともかく、SNSでもメールでも誰かから何かを「たずねられたら」、すぐに最終回答を出さなくとも一旦何かしらの“レスポンス”を早めに返すべきですね.たとえば「ちょっとまって」の一言でもいいのです.

そうしないと、相手は「これはしかとされてるのか?」とか「ちゃんと届いているのか?」とか、あれこれ気を揉んでしまうでしょう?
人によっては「なんだこいつは!」と腹をたてるかもしれません.「なんだ無視かよ…」と相手はネガティブな心情になるかもしれません.少々せっかちならば「ああ、あの人にとって私はこの程度の扱いなのか」と考えてしまうかもしれません.

そういうところから人間関係がギクシャクしてしまうのです.
これは学校でも会社でも同じことです.

尋ねられたことに対して、いま自分が考えていようが迷っていようが、黙っていたらそれは相手にはわかり得ないことです(人の心が読めたらそれは“化け物”です).だから「尋ねられたということに対して」何も反応しないというのは、尋ねてきた相手に対して失礼な行為でありマナー違反です.

すぐに答えを返すかどうかは尋ねられた内容次第ですが、「いついつまでに」と返事の要望がないからといって、そのまま放置していいものでもありません.とりあえずは最低限何かしらの“反応”だけでもしておいたほうがいいのです.

繰り返しますが、あくまでも「質問に対して」です.単なるつぶやきなら内容に応じてスルーしてもいいでしょう.そういうどうでもいいことまでいちいちコメントしていたら、一生SNS対応で終わるアホになってしまいます.

裏を返せば、こういう行動の欠点を潰していくことで円滑な人間関係が保たれるのです.別な言い方をするなら“自分に対する信用をキープできる”ことに繋がるのです.

身内でも親友でも同じことです.年齢も性別も関係ありません.会社だったら評価や査定(給料のランク)に繋がります.商売だったらお客さんはもう次から来なくなってしまうかもしれません.大人になるほど切実な結果として跳ね返ってくるのです.



もし今の自分にそれができていないと思ったら、メモして机の前にでも貼っておきましょう.大人になると誰もこういう基本的なことを指摘してくれません.そして一度失った信用を取り戻すのは、とても大変で苦労することです.


※「お前もな!」とささやくのだ、私のゴーストがいまでも.


--- 前回からの文化活動 ---

“小松とうさちゃん”
 絲山秋子 著


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ボリューム的には中編くらいの絲山作品最新文庫.作品情報勘違いしていたのか、“小松”という中年サラリーマンとネトゲのOL“うさちゃん”の恋物語だとばかり思っていたら、中年オッサン2人がメインの話だった.
が、微妙に勘違いも正しいところがあって、中年オッサンと妙齢バツイチマダームの織りなす色淡くもエッジの効いた恋物語……とも言える作品だった.


Rev.0


今回のウィキ:2ストローク機関
俗称“2サイクル”とか“2スト”とか.煙たい・臭い・五月蠅いの……三拍子揃ったガソリンエンジンがメジャー.一時実家の軽トラが2サイクル車だった.例に漏れず煙たい・臭い・五月蠅いだった.
ウィキは読み応え十分!

 ウィキペディアリンク:2ストローク機関


今回のながら:“Let It Snow” / Vaughn Monroe
名言「“ブルース・ウィルス”ではなくて“ブルース・ウィリス”である」が有名(関係無し).
冬のホリデーシーズン定番といえば、やっぱり“ダイ・ハード”だよな.
Youtubeにはサントラからパクったようなノイズレスのものもあるけれど、クラシカルなこちらを.

今回の絵:おまえもこんなときこそ出番だ!
疲れた、と言われた.

No.1503 いろいろ切羽つまりはじめるの巻 12/08/2019
この生存証明、始めた頃はただただ面白くて、日付が変わる時間になろうが黙々と駄文を連ねていたけれど、当時は良い意味で冷静さが欠落していた(ときにこれを“若かった”ともいう).翌日に控えた仕事も先週末と同じことの繰り返しだったから、何一つ不安を感じることなく、ひたすら想うままにキーを叩いていた.

現在日曜の21:30だが、まだ“洗濯モノ畳み大会”というイベントが残っている.そして明日“も”早出出勤をしないと来週のメニューが消化できないという見通しが、土曜日の休日出勤の時点で確定した.いや、既に金曜の残業時間の時点でわかりきっていた.

ただ、ONとOFFだけは意地でも線引きをしたいので、いつものように魔法が効いているうちに更新をしたかったのだけれど…

…けれどなんだ?

年に2回のタイヤ入替に行ったからか?
たのしみにしていた定食が平日限定だったからか?
毛布を洗ってコインランドリーで乾かしに行ったからか?
日が落ちてから珈琲豆を買いに行ったからか?

どういうわけか、いつもの日曜とは勝手が違う感じに苛まれている.思っている時間よりも実際の時計の方が3時間くらい進んでいる.夕食をどこで何食べたか忘れては思い出しを3回くらい繰り返しているので、サッサと眠りにつきたいのに、背後にはコメダ珈琲店のパフェのような洗濯モノの山がある.

年賀状にも手を付けなくちゃなのに.


--- 前回からの文化活動 ---

“遠い唇”
 北村薫 著

“高校事変 IV”
 松岡圭祐 著

“私はカレン、日本に恋したフランス人”
 じゃんぽ〜る西 作


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やや文学持論入った恋愛ネタ短編集.
短編は買わないことにしているのに、何故注文までして買ったのか不明.しかし相変わらず美しい文章をしたためるなぁと感嘆.ちょっと切ない話だけれど、表題作の“遠い唇”が一番好ましい.
“恋は遠い日のナントカではない”……とかいうサントリーのコピーを思い出した.田中裕子を起用したCFで.



ほとんどラノベではないか疑惑(個人的)の4作目.グロさやえげつなさは相変わらずだけれど、その手の記述を浅く読む術を心得たので、ストーリーの展開を楽しむことはできた.このピッチで書き下ろしてしまうところに相変わらずの凄さがある.
1作目の補填とも思われかねないエピローグ的な部分には、ちょっと興ざめか.



別件で閲覧してたHPの片隅にレビューのサムネイルがあって、そこに飛んでからStore覗いたら、なんだiBookStoreにもあるじゃん!ということで即ポチだった漫画.
フランス人妻の日本観を日本人夫が描いたもの.そもそも奥さんのキャラクタがレアなケースではあるけれど、ノンフィクションなので面白い.同じカテゴリに“中国嫁日記”があるけれど、あちらと違って4コマではないので、なんとなく読み応えを感じる.
絵のタッチも展開も小気味よく、お薦めの漫画.

どうでもいいけど作者の“〜”は波ダッシュじゃなくて半角の“チルダ”らしいのだけれど、html中にチルダが入るとろくなことがないという経験則から、敢えて全角の“波ダッシュ”にさせてもらった.


Rev.0


今回のウィキ:宝くじ
○○ジャンボを買わなくなって久しい.勿論買わねば当たらない、という理屈は解っている.以前は買っていたのだから.
ある種の諦観なのだろうか、そんな高額は入らないから100万くらい拾えればそれでいい、という元手なしの欲の皮だけになってしまった.
今でこそあちこちで簡単に購入できる宝くじ.勧銀時代の大昔は購入が予約制だった.往復葉書に朱書きで“宝くじ”と書いて投函しないと、購入権が得られなかった.母がよく書いて出してたな.

 ウィキペディアリンク:宝くじ


今回のながら:“Santa Claus is Coming to Town” / いろんなアーティスト
これ、NHKでやったのリアルで観てた.本編は二部構成で各アーティストが1曲ずつ.そしてエンディングがこれだった.バービーのイマサにしびれた高校時代.
Youtubeではうわ!あったよ!と驚嘆したこちらを.…既出だったっけ?

今回の絵:こんなときこそ出番だ!
久々だな、と言われた.

No.1502 師走早々のお茶濁し 12/01/2019
いきなりかよ!と.

実家に行った翌日は心身共にクタクタになるのだった.
柿の木2本をチェーンソーで切り、父を連れてコメダ珈琲店に行きカツサンドを食べ、畑仕事関係の収支をつけているワークシートを修正し、炬燵の掛け布団を冬用に交換しただけだけれども.



【雲丹よりもイクラが食べたい】
さすがにここまで沢山食べたいとは思わないけれど、少なくとも「別段旨いとも思わない雲丹よりはイクラを食べたい」と思う.ヤマメ・イワナ等の渓流釣り師は、餌に使うので食べたいと思わない人が多いとか.ネタ元失念.

【ピンポン玉の作り方】
これもネタ元失念.
2ピース校正であることと、価格相応の品質である商品だとは知っていたけれど、ひたすら“乾燥”をと必要とする製造工程は知らなかった.

【本家蔵出し】
蔵出しに意味はなし.
同類のサービスはいくつかあるけれど、なんとなく一番更新頻度が高くて情報が新しそう…な気がする.

【まずは合羽橋に行って】
包丁とまな板を手に入れるところから始めたい(個人的には).
久しく覗かなかった間に随分ボリュームがアップした“さばく”シリーズ.
鰯の握りが食べたい.

【これは便利】
ただし自宅にWi-Fi環境を持つiPhoneユーザのみが対象.
そもそも既出かもしれない、GIZMODOさんの掲載記事そのまんま.これはおかげさまで毎日お世話になっている.



--- 前回からの文化活動 --

“脇坂副署長の長い一日”
 真保裕一 著

“響〜小説家にになる方法〜 第13巻(完結)”
 柳本光晴 作

“ギルティ”
 BDレンタル

※書籍類のリンク先で展開するサービスにおいて、“個人的な”アフィリエイトは一切行っておりません.

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真保作品はコメディよりもミステリィだなぁと強く実感.前作の“遊園地に行こう!”でモヤモヤしていた感じが確証に変わった、という気がする.舞台が決まっているコメディは、その箱庭的構成の制約に気づいた途端面白みが薄れてしまうと思う.今回は24時間という時間軸にまで縛りがある.
辻褄がしっかりあうのはプロの技だと思うけれど、やはりミステリィが読みたい.



あれ、終わってしまったよ!?という感じのやや強引な幕引きに、いろいろと野暮で下世話な思いをめぐらせてしまう.
この設定で話をさらに膨らませて行くには限界があったのか.いや、それでもいささか強引すぎるし前巻の予告にも“完結”を臭わせる、或いは宣言するコメントは一切無かった.



日本で言うところの110番通報センター(?)に相当する舞台で、電話だけのやり取りで話が展開する異色のデンマーク作品.主人公の設定にやや物足りない(原作があったとしたら、端折られたと思うような)部分があるけれど、その演出の特異性で○.
ただし“ドキドキハラハラ”のレベルでは過去に観た“サーチ”のほうに軍配が上がる.



Rev.0


今回のウィキ:リチウムイオンポリマー二次電池
いわゆる“リポ”もしくは“Li-Po”でお馴染みの充電池.
空調服の電源がこの電池で、「来年まで空にしておけばいいずら?」という父に保管方法を助言.書かれていないけれど、使い切り保管は御法度で、50%程度の残量で保管するのが望ましい.
 ウィキペディアリンク:リチウムイオンポリマー二次電池


今回のながら:なし
こういう日もある.強いてあげるなら、ハードディスクの回転音とヘッドのシーク音か.

今回の絵:花買いましてん Vol.346 “トラウマのあるリンドウ”
以前、小さい虫が発生してから苦手になったリンドウ.
スパッと花弁が開かないところも、胡麻の実っぽくてあまり好きではない.

No.1501 それぞれの行く末の為に 11/24/2019
前回から長いこと時間が経っているということと、それに伴って当時と内容が幾分変わってきていること、また記した当人が心身共に相応の老化(揶揄ではなく至って客観的な観点で)が進行しているので、現時点における動産・不動産・保険などを含めた実家の総資産と貸借状況に関して見直しをしてもらうよう、先日父親に依頼した.

実父を悪く言うわけではないが、モノグサであることと国語がメチャメチャになってきていることを踏まえ、“赤の他人が初見で読んでも100%理解できるように、時間をかけてかまわないから仔細に至るまで客観的に、改めて訊く必要が生じないように記述してほしい”という条件を付けて.

まだその結果を目にしていないけれど、恐らく7割くらいは私がダメだしをすることになるだろう.私が逆に書く側になっても同じだと思う.そうそう一回で100点がとれるような内容になる筈がない.

認知症に罹患した場合、その後作成した遺言に法的効力はない.それ以前に、どこの畑を誰にいつまでどういう契約で貸与しているのか……という不動産関係のやり取りが、ご近所故の口約束になっている可能性が極めて高い.子供の頃、祖父が脳梗塞で一夜にして半身不随と言語障害を発症したことを鑑みると、私が定年退職でもしていない限り、それらの諸元を地元で調査することが困難を極めるのは言わずもがな.

有事の内容にもよるけれど、相続ではなく介護が必要な状況になれば、祖父や祖母の時ように家族がそれに応じられない以上、それらの資産を切り崩しながら外部のサービスに頼るしかないのが現状.その時になってからお財布の場所を探すわけにはいかないのだ.

母の葬儀の際、「次は私が喪主ですから」という私の言葉に、まだ同居する家族を1人も送ったことのない親戚からは「縁起でもない!」という言葉が返ってきたけれど、我々当事者にとっては“縁起”のまえに“現実”がやってくる.

悲しさや喪失感が後からやって来ることは経験上わかっている.なので、その前にやるべきことをつつがなく完了させることが先ず第一だと考える.もしかするとやってくるのは“悲しさや喪失感”ではなく“心身の疲労や将来的な不安”かもしれない.そのために少々厳しい注文だとは思いつつも、まだ国語がメチャメチャな程度で済んでいる父に冒頭のような確認を依頼した.そこには自分の終活について認識をもってほしいという裏の想いもあるのだけれど、たぶんそこまで気をまわせなくなっているだろうということには、うすうす感づいている.

§

最近の引用備忘録から

橋本治“結婚” より
我が胸に手を当てて「結婚」を考えると、その相手はどうしても「好きな人」ではない.結婚するということは、「嫌いじゃない相手」と結ばれることなのではないかと思っている.

森博嗣“神はいつ問われるのか” より
彼女はちらりと僕を見ただけで、また前を向いた.口元が少し緩んでいて、笑っている横顔だった.幸せそうな顔だ.
ああ、よい顔をしているな、と僕も感じた.他人の嬉しさが自分の嬉しさに変換されるという現象は、いかなるメカニズムなのだろうか.そのファンクションを是非究明したい、と考えた.


内田樹 AERA 9/23号 eyes より
……勘違いしている人が多いが、「言論の自由」というのは、心に思っていることを(思っていないことでも)人は好きなように口にする権利がある、というような底の抜けた放任主義のことではない.



--- 前回からの文化活動 ---

“QED 〜flumen〜 月夜見”
 高田崇史

※リンク先で展開するサービスにおいて、個人的アフィリエイトは一切行っておりません.

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例によって史跡・寺社・神話・民俗学ファンにはたまらないシリーズの最新文庫.いずれのファンでもない、むしろ漢字・カタカナの固有名詞には眉間に皺を寄せるタイプの自分には、ミステリー部分意外は斜め読みという、大変失礼な位置付けにしてしまっているシリーズ.1作目から数冊は珍しさもあってじっくり読んでいたのだけれど……流石に謎解きよりも蘊蓄(失礼)の字数のほうが多くなると、やむを得ず勢いで読むことに.
潮時かな……といっても寄贈できる(かもしれない)図書ルームをもつ病院への通院は終わったので、さてどうする.


Rev.0


今回のウィキ:クロスグリ
いわゆる“カシス”の和名.酒販コーナーではカシスソーダ用シロップとして売られていたりする.
恥ずかしいことにこれまで“カシス”=“石榴(ザクロ)”だと勘違いしていて、いまひとつ風味とのアンマッチが納得できていなかったのだった.
 ウィキペディアリンク:クロスグリ


今回のながら:“埴生の宿” / キリンジ
キリンジって何者だ?
Youtubeでは音質が今ひとつだけれどこちらを.

今回の絵:花買いましてん Vol.345“ほかに選択肢がなくてガーベラ”
そういうときもある.
なんかパッとしない絵だな.青かぶってるの修正わすれたし.

TBOARD 006 Version 0.13
- TOSHISRUS -